サイトマップとは

WEBサイトを作る場合、ホームページ(トップページ)よりも先に作らなければいけないものがあります。それはWEBサイトの設計図です。これを『サイトマップ』と言います。

サイトマップがなぜ必要なのか

まず、あなた自身が全体像と構造を把握するためです。 全体像を描くことによりWEBページ間やコンテンツ同士の関連、ストーリー展開の方向性が把握できます。

そして、制作中はもとより、運用後のメインテナンスもしやすくなります。 要は、どこに何があるのかを、あなたが把握するためにあります。

当初、サイトのボリュームがさほど大きくなくても、運用を続けるにしたがって必ずコンテンツも増えて複雑化するので、常にサイトマップを軸に展開するようにしましょう。

そして、実はこちらの理由のほうが重要なのですが、サイトマップをしっかりと作ることにより、ユーザビリティ(ユーザーの使いやすさ)がアップします。

さらに、サイトマップを公開すれば、ナビゲーションの役割も果たし、より一層ユーザーフレンドリーなサイトとなるのです。

あなたのサイトを訪れたユーザーは、書物を読むように各章、各ブロックを順番どおりに閲覧してくれるわけではありません。

あちらこちらへ視点を移しながら、気ままにサイト内外の空間を移動しますので、その閲覧順はまったく予想がつきません。これは、テキスト画面で構成される情報空間の宿命なのです。

したがって、サイトのナビゲーションがわかりにくいと、ユーザーはたちまち迷子になってしまいます。

一旦迷子になったユーザーは、その時点で、よほどあなたのサイト内の情報に興味が無い限り、よそのサイトへ移ってしまい、二度と訪れることは無いと覚悟してください。

ナビゲーションに関しては後述しますが、とりあえずサイトマップが公開されているとサイト案内所の役割を果たしますので、ナビゲーションが多少わかりにくくとも(わかりにくいと、ダメのですが)全体を見渡すことが可能なのです。

以上2点がサイトマップをが必要な理由です。

サイトマップの作り方

厳密な意味でのサイトマップは、WEBサイトの真の設計図のことを言います。そこにはフォルダやファイルの配置や関連だけではなく、イメージ図やアプレット、プラグインおよびナビゲーションなど、全てのコンテンツや決まりごとが記載されています。

しかし、私たちが目指すのはプロのWEBプロデューサーやWEBクリエイターではありませんので、そこまでの内容は必要ありません。

作成手順を下記に示しますので、参考にしてください。

サイトマップの作成手順

まず、掲載したいコンテンツを全てリストアップする

現在掲載を考えているコンテンツだけではなく、将来的に掲載してみたいことなどを含め、思いつくことを全て洗い出すことが重要です。

リストアップすることにより、新たな方向性や可能性が発見できたり、より一層コンセプトが明確にできる、などのメリットがあります。

見出しに相当する各章のテーマを作る

ざっくりとテーマを書き出しましょう。書籍の目次のようなもので結構です。書き出したら、テーマを章立てしましょう。サイトで公開するサイトマップはこの部分です。

フォルダ(ファイルの格納場所)、およびその階層構造を決める

「画像ファイルは各章フォルダごとの”image”フォルダ、スタイルシートは”css”フォルダにまとめる」といったことを決めてゆきます。

サイトでは全てのフォルダ構造は公開しません。あなたの運営管理上、設計しておくことが必要です。

ナビゲーションを整える

章やページを読み進む順番および関連、ページジャンプなど、ユーザーがサイト内で迷わずに目的地へ到達できる仕組みを整えます。

様々な手法があり、一見すると簡単そうですが、結構奥が深く難しい作業です。詳しくは後章[ナビゲーションを考える]を参照してください。

以上が、サイトマップ作りの手順です。

サイトマップは、次工程であるホームページ制作に密接に関係しています。そのため、その出来不出来が大いにサイト制作と運営の成否を左右するので、しっかりと構築しましょう。

実際に、サイトを公開する場合にはホームページ(トップページ)に必要な情報が網羅されている、または必要な情報への手がかりが、わかり易く掲載されていることが最も重要となります。詳細は次章 [ホームページはサイトの命]で説明します。

サイトマップ作りのおおまかな作業の流れを下図に示しておきます。

サイトマップ作成手順