USJ ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド・バックドロップ

「さあ、今日は思いっきり楽しむぞぉ!ワクワク♪」

テーマパークって本当に楽しいですね。その空間に足を踏み入れた途端に、非日常の世界に包み込まれる高揚感、普段の生活を忘れさせてくれる開放感に、しばし心も解き放たれて、童心に帰って遊びに夢中になれます。

ところで、今や世界でもトップクラスの入場者数を誇る大阪のテーマパークと言えば...

USJ

そう、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンです。

2015年度は1,390万人という世界屈指の年間入場者数を記録し、その後もさらに勢いを増しています。

しかし、パークは常に順風満帆ではなかったのです。

開業初年度は1,102万人という入場者数を誇ったものの、翌年度は763万人まで激減、その後も800万人台を推移したものの、2009~2010年度は再び750万人という過去最少にまで落ち込みました。

しかし、翌2011年度には860万人と盛り返し、その後も毎年大幅に入場者数は右肩上がりにアップ。そして2015年度は1,390万人という快挙を果たしました。

なぜ、開業当初の勢いが続かず経営危機にまで落ち込んだのか?

その後、なぜ限られた資金から勢いを取戻し、見事なまでにV字回復を果たしたのか?

V字回復のキーマンとなった著者
USJの元CMO 森岡毅氏が、それらについて本書で生々しく語っています。

窮地に陥るまでのパークや、P&Gで手腕を発揮していた著者が、USJの役員に抜擢された後、次々と改革に取り組み、すべての戦略をヒットさてゆく様は、痛快でとても楽しく読めます。。

リズミカルに進むストーリー、それでいてかつ、戦略や戦術の立て方、アイデアを呼び込む方法など、著者の実践と実績に基づいたノウハウが詰まっており、ビジネス書としても読み応えがあり参考になります。

私も、あっという間に読み終えていました。

あなたがUSJ好きなら
「あの裏側ではこんなことがあったのか!」とか「今のパークはこんな考え方で運営されているんだ」などと思うエピソードが満載で、満足できるでしょう。

USJ好きでなくとも、戦略思考の元となるエッセンスが得られるビジネス書物としておススメします。

ぜひあなたも読んでみて下さい。


USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫) [ 森岡 毅 ]