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ネットには無限のチャンスがあります

ネット起業をするにあたって、活動の場となるWEBサイトや、必要な準備に関して記しましょう。

まず、主な活動の場であるインターネットについて簡単に説明します。

「WWW」

ってよく聞きますよね、それって一体なんでしょう?

「World Wide Web: インターネットのことでしょ」

そう、正解です。

今はWWWと言えば『インターネット』 が一般的な答えですネ。

でも、WWWの元祖は「World Wide Wireless:ラジオ(RCA社のロゴ)」だったのです。これ、プチ情報(笑)

ラジオは当初、主に実験とか防衛に利用されていて、ビジネスで使おうなんてことは考えられていませんでした。

けど、突然爆発的な流行が起こったのです。

ラジオを活用すると、従来とは全く違ったさまざまなビジネス手法が展開できることに気づいた起業家たちは、躍起になってラジオ局を開設し始めました。

このように、ラジオは本来の防衛用途から商用利用へ移ったことによって、ビジネスチャンスと収益を飛躍的に増大させたんです。

実は、インターネットの歴史も同じなんですよ。

インターネットは当初、軍事や学術利用が起源でした。

でも、今はごく一般的なコミュニケーションの手段として、一般家庭にいたるまで広く普及しています。

これはあなたもよくご存知のとおりです。

ここまでの経緯はラジオと同じです。

しかし、インターネットには、ラジオと決定的に違うところがあるのです。

インターネットは、従来のラジオやテレビなどの放送メディアには無かった武器を持っていたのです。

その武器とは、

『インタラクティブ性(双方向性)』

です。

情報を双方向でやり取りできるのは大きな強みです。人対人のやり取りがしっかりと図れるからです。

これを武器に、インターネットに関連するあらゆる分野で商用利用が活発に行われました。

その結果、情報発信や電子商取引、 Eメール、果てはIP電話に至るまで、目覚しい発展を遂げました。

今やインターネットは、私たちの生活にとって無くてはならないものであると言えるでしょう。

閑話休題。

前置きが長くなりましたね。

え?

「別に、インターネットでメールとか注文とかしたことないよ」

ですって?

では、ケータイやスマホでメールされたことはないですか?

ありますよね。

だったら、Eメールを使っていることになるんですよ。

ケータイのメールもインターネットを利用したもので、れっきとしたEメールなんです。

しかも最近のケータイは「ウェブアクセス」とか言って、ほとんどの機種が
インターネット上の情報へアクセス可能です。

スマホに至っては、ほとんどのアプリがインターネットのアクセスを前提としています。

起業する場合には、こういったこともチャンスと捉えることができるように、あなたの事業チャンスに対するアンテナの感度を上げておきましょう。

このように、今やインターネットは本当に身近なものになりました。

インターネットを活用して、元手もほとんどかけずに大儲けした人々がいます。

また、インターネット技術やITに関連する事業を起こして、それを一部上場企業にまで成長させたヒトもいます。いわゆるITベンチャーの成功者たちですね。

「で、何が言いたいの!」

はい、結論を言いましょう。

インターネットによって、あなたもチャンスをつかむことができます。

あなたは、インターネットという無限の可能性を秘めている大海原の前にいます。

さあ、出航しましょう!

と言いたいところなのですが、ちょっと待ってくださいね。

まず出航前に必要なものがあります。

地図も航路図も天気図も無しに出航すると...

遭難します!

「そうなんか!」

すいません、オヤジギャグでしたっ(汗)

しっかりと目的地と航路を定め、しかるべき準備を整えてはじめて出航できるのです。

ネット起業にはどんな準備が必要か

では、どんな準備が必要なのか、これから解説しましょう。

まず、ネット起業に必要なのは、もちろんWEBサイトです。

WEBサイトの公開が先ほどの出航に相当します。

で、出航する前には航海のための準備が必要ですよね。

WEBサイトを制作することがその準備に相当します。

しかしさらに、制作以前にしなければならない、もっとも大事なことがあるのです。

それは、WEBサイトで何をするのかを決定すること。

 そう、コンセプトを決めることが重要なのです。

—–※※たわ言※※—–

『WEBサイト』は、一般的に『ホームページ』と呼ばれています。

でも、これは間違いなのです。

ブラウザで見られる、一つ一つのページのことを『WEBページ』と言います。

WEbサイトとは本来ホームページとは、ひとまとまりのWEBページのうちトップページのことを指すのです。

そして、そのひとまとまりのWEBページにより構成された一連のページの集まりのことを『WEBサイト』と言います。

「あんたも、ホームページって呼べばいいじゃん!」とお思いでしょう。

けどダメなんです、ボク頭固くて。


ネット起業のキモ = コンセプトメイキング

WEBサイトを制作するに当たって、最も肝心なのがそのサイトコンセプトです。

何をしたいのか、ターゲットとするユーザー層はどのようなものか、どういう概念でサイトの方向性を決めてゆくのかを、しっかりと決めなければ何も始まりません。

ただ思いつくままにスタートしても、迷走を繰り返して、場当たり的な対処ばかりを施した、とりとめの無い曖昧なサイトになってしまいます。

まず、あなたが何をするのか、どのようにするのかをはっきりと決めましょう。

コンセプトを絞るコツ

これは二人の学生が始めたことが、今やインターネットの要ともなっているサービスに関するお話です。

その二人は1994年4月に、インターネットの膨大な情報の中からピックアップした自分たちの趣味の情報を整理しまとめておきたいという気持ちから、自分たちの道しるべを作りました。

それが現在、万人へのサービスへと発展し、今や押しも押されぬ企業となっている会社があります。

「お!分かったぞ!」

ハイ、そうです、Yahoo!のことです。

これは、自分のために便利なツールを追求した結果、その便利さがが世界中で大いにウケた最大の例です。

この話にはコンセプトを決めるに当たって、重要なヒントとなる部分があるんですよ。

それは、

「自分が、今、困っていることを改善したい」

という気持ちがスタート地点となっているところです。

あくなきベネフィットの追及が根底にあります。

あなたも「困っていること」や「楽しいこと」、あるいは「ワクワクすること」を探してみましょう。

とにかく

「人間の欲求や感情に響くコト」

をキーワードとするのです。

これすごく重要です。

さらにキーワードのヒントを挙げれば、「ドキドキ」、「ヒヤヒヤ」、「悔しい」、「懐かしい」、「悲しい」、「苦しい」、「うれしい」、「面白い」、「オヤ?」などなど。

これらのキーワードごとに思いつくことを書き出してみましょう。

できるだけたくさん書き出すことが大事です!

そして、書き出したことについて、事業化に関する可能性を導き出してみましょう。

次に、それが自分の得意な分野か、プロとして通用する分野かを吟味します。

「誰にも負けないウンチク」

を記述できるかどうかがミソです!

吟味をした結果、事業として成り立つと判断できれば、それを核にして、事業化へ向けて邁進しましょう!